レ−ン・アジャストの手順
レ−ン・アジャストには、1投目のストライクを狙うための方法と2投目のスペアをとるための方法の2種類があります。
以下の内容はステップ・アップ用として記載しています。
01 ストライク・アジャスティング
ストライク・アジャスティングには,(3:1:2)理論と(3:4:5)理論の2つが あります。
(3:1:2)理論はスパットを変えないで,スタンスを移動するアジャストの方法です。実際には3:2の比率を使います。 最も基本的理論で,ポケットをはずれている場合に使用します。この方法でほとんどポケットに入ります。
(3:4:5)理論は1−3ピンのポケットを変えないで,スパットとスタンスを移動するアジャストの方法です。 ポケットにははいるが,入射角度が大きすぎたり・小さすぎてストライクにならない時に応用する理論です。
普通この2つの理論を併用します。
アジャストの基本は2段階の流れで概略以下のようになります。
1)1−3ピンポケット(17.5枚)をはずれている
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2)(3:1:2)理論でアジャスト−−−ポケットにあわせる。
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3)1−3ピンポケットにはいる。入射角度がよくない。
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4)(3:4:5)理論でアジャスト−−−入射角度を調整する。
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5)1−3ピンポケットにはいり,入射角度もよい。
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6)(アジャスト完了)−−−−−−−−−ストライクの確率高い
慣れてくると,実際にはこの作業( 2)から5)まで)を一度にやってしまいます。また(3:1:2)理論,(3:4:5)理論 それぞれ単独で使用する場合もあります。そちらのほうがいい場合もあります。
02 スペア・アジャスティング
スペア・アジャスティングには,(3−6−9)と(2−4−6)の2つの スペア・システムがあります。
ここでストライク・アジャスティングのときには(:)で理論と呼び,こんど(−)でシステムと呼んでいます。それはストライク・アジャスティング の時は各数字が比率の関係を示していて,スペア・アジャスティングでは各数字が直接のスタンス,スパットの移動枚数をさしているから です。
(3−6−9)スペア・システムはスパットを変えないで,スタンスを移動するアジャストの方法です。
(2−4−6)スペア・システムはスタンスは動かさないで,スパットを移動するアジャストの方法です。
基本的にはこの2つのシステムを併用しますが,各スペアについて何回か試してみて,それぞれ取り方がほぼ固定してしまいます。
それに微調整が加わる手順です。
(3−6−9)スペア・システム
1)ストライク・ポジション(ストライクの時に立つ位置,スタンス)を基準にして,
スタンスを右へ3枚移動して2番ピン
スタンスを右へ6枚移動して4番ピン
スタンスを右へ9枚移動して7番ピン
2)10番ピン・ポジションを基準にして,
ストライク・ポジションからスタンスを左へ15枚移動して10番ピン(10番ピン・ポジション)
スタンスを左へ3枚移動して6番ピン
スタンスを左へ6枚移動して3番ピン
(2−4−6)スペア・システム
1)7番ピンねらいの立ち位置を基準にして,
スパットを左へ2枚移動して2番ピン
スパットを左へ4枚移動して4番ピン
スパットを左へ6枚移動して7番ピン
2)10番ピンねらいの立ち位置を基準にして,
スパットを右へ2枚移動して6番ピン
スパットを右へ4枚移動して10番ピン
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