レ−ンと遠近法:上達のヒント02
スポ−ツとしてボウリングを楽しむために、
レーンの距離感は遠近法でアジャスト(ADJUST)してみてください。特にオイルコンディションをイメージするときに必要になります。
02 レ−ンと遠近法
ファウルラインからピンまでの距離は60フィ−トあります。
そして通常ファウルラインから30〜40フィ−ト付近まで オイルの濃い領域があり、その先端付近にフッキング・ポイントがあることになります。
投球の際のイメージは、ボ−ルが目標スパットを通り、次ぎにその付近を通るコ−ス だと思います。
それでは具体的には、「10枚目の38フィ−ト付近のフッキング・ポイント」を通すコ−スを狙うとか、 「このレ−ンのオイルパタ−ンではオイル先端は32フィ−トだから スタンスは16枚でスパットは10枚でいこう」と想定する場合などの、その32とか38フィ−トの位置はどこにあるのでしょうか。
ここで注意しなくてはならないのは、「レ−ン上の見た目の長さと実際の長さが少し違う」 という事です。
実際に見た感じは?
レ−ン上の距離は遠近法で見えていることを意識されているでしょうか。
60フィ−トという距離は、 人の感覚としては長い距離なので遠近法的な距離感に意識して補正する必要があります。
見えている感覚の30フィ−トは,実際にはファウルラインから1番ピンまでの距離のうち真ん中ではなく、ファウルラインから 約6割の位置にあります。
さらに38フィ−トは約7割、45フィ−トは約8割の位置にあります。すなわちやや奥に入った位置になります。
見えている感覚のままで、距離を読み間違えると、スタンス・目標スパット・斜行枚数の計算が少しづつ違ってきて狙ったコ−スにいかなくなるのは当然です。 その為、距離感を理解した上でオイルパタ−ンやレ−ン上の位置を比較検討する必要があるのです。
一般的な目安としては、
○ 32フィ−トは6割
○ 38フィ−トは7割
○ 45フィ−トは8割 くらいだと思います。
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