照準の設定:上達のヒント01
ボウリング上達のヒント
納得できるアジャスト(ADJUST)に近づけるために、照準の微調整を取り入れてみてください。
01 照準の設定
ボウリングを練習してきて、初心者レベルを抜けアベ150くらいまで上達してきたあたりで、 フォームもスムーズで腕も振れているのに、目標スパットをボールがどうもすっきり通ってくれないと感じてはいないでしょうか。
ボールは目標にしているスパットの近くは通るんだけど「ピタッ」とこなくて、アベも上がらなくて停滞している頃ではないでしょうか。 管理人がこの感じを解消した手法を紹介しますので参考になさってください。
目標スパットをボ−ルが通るように狙って投球するのは普通ですが、その際の説明として入門書などには、 「ボ−ルを肩と目標スパットの線上にのせる」とか、「目標スパットには肩であわせる」とか表現されていると思います。
これは肩の位置に目があればこの説明で完結します。しかしこの投球方法を続けているとアベ150を越え るある段階からしっくりこなくなり上達の壁を感じると思います。
管理人が調べて試した結果、どうやら「肩と目の間隔があることが、スパットを狙う際に影響しているらしい」ことがわかってきました。
本当はどうなんだろう
おそらくボウリングの入門書などにのっているこの説明は、初心者の方のレベルにあわせたものであると思います。 これ以上の説明はボウリングを単にレジャ−として行う人には必要ないということだと思います。
しかしボウリングのおもしろさ、奥の深さを知りスポ−ツ・ボウリングとしての上達を目指すとこの説明ではうまくいかなくなると思います。
それらの説明の中で、ボ−ルを持っている肩の位置と実際にスパットを見ている目の位置の間に距離 (約15cmから20cm)があることについてはふれられていません。しかしボウリングの上達にはその距離のために、照準の補正がかかせないと 思います。
アドレスに立った位置で、右肩と目標スパットを結んだ線と、右目と目標スパットを結んだ線は同じではないのは理解できると思います。 では1歩2歩と助走して最後にインステップするまでそれらのどの線を保って助走したらいいのでしょう。
結果的には肩の位置と実際にスパットを見ている目の位置に間隔があるので、右肩(この場合右肩が照準) と目標スパットを結んだ線を保って助走しているつもりでもその線を保って歩いてはいないのです。その結果、目標スパットを通る確率は低いと思います。
むしろ右目(この場合右目が照準)と目標スパットを結んだ線を保って助走した方が目標スパットを通る確率は高くなります。
アドレス時に立った際,照準を設定し、その「照準と目標スパットを結んだ線をイメージ」してみてください。 そのイメージを保ったまま助走する事で、ボ−ルがスパットを通過する精度がかなり高まるはずです。
具体的に照準を設定するには
ボウリングの上達のために、ぜひ実際に照準を設定して投球を試してみることをオススメします!
照準について具体的に体の部位で説明すると、次の3カ所くらいの範囲になります。この範囲内で個人差、レ−ンコンディションにより調整するといいと思います。
○ 右目
○ 右ほほ
○ 右脇の下
(右投げの場合)
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